今週のみどころは『日本沈没』と『闇金ウシジマくん』。
『日本沈没』のほうはあのお方がついに登場してお言葉を賜る、という話でした。具体的には来週へつづくという感じなんですがー、ここを見逃しては『日本沈没』は語れまい。
諸外国への移送の段になり、最終話に向けていよいよ大詰め。緊迫しております。映画版のことは忘れてあげようね。
そして『闇金ウシジマくん』。出会いカフェ編の結末が描かれました。
最近のウシジマくんは前向きな結末が多い。
今回もそう。それぞれの登場人物の行動に理由があり同情できるものだった。理不尽な事に巻き込まれつつもそこから何かを学び取って現実に活かす。再び理不尽な事に巻き込まれないという保証はない。でもそうやっていかないと身の破滅という特大のリスクがあるんだ、と。そういうことが言いたかったのかもしれない。しらんけど。
『闇金ウシジマくん』は現代日本のプロレタリア文学なのか。革命文学とはいえないがそうなのかもしれない。『蟹工船』のような敵対関係の構図があるわけではなく、主に自らの欲望が原因で堕ちた者が描かれている。
丑嶋社長は懲りない人間からは容赦なく毟り取る。反面借金まみれの生活から抜け出そうとし、地道にまじめに金を返し続け、懲りた人間に対してはそれ以上の追い込みをかけない。
不思議な人物像だと思う。決して善人などではない。カウカウファイナンスとその利用者は明らかに搾取する側とされる側だ。それでも丑嶋社長が融資する金が、地獄に垂らされた蜘蛛の糸となる瞬間が確かにあるのだ。

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