電子書籍について思うこと

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毎週ジャンプ読んでるけど、これがiPadで安く定期購読できたりするようになったらどうだろう。
ジャンプスクエアは始めたんだっけか。ウィークリーのほうはどうなんだろう進んでるのかな。
毎週月曜日には自分の端末にジャンプの新刊が落ちてくる。ちょっとわくわくする。
あれ? 先週どこで終わったっけ、ってなったらバックナンバーもすぐ読める。いいね。

当然単行本の電子書籍ともリンクしていて欲しくなったらすぐに購入、DLできる。でも雑誌のデータでバックナンバーを読めるなら単行本は売れなくなるのかな? そんなことはないかな? わからん。
もちろんジャンプに限らず週間アスキーでも月刊コミックバーズでもいいんだけど。定期的に読んでる、あるいはちょっと立ち読みしてるっていう雑誌はあるよね。
あとは海外出張とかで何週間か読めなくなっちゃう人も困らない。なぜやらないんだ? まだ発表されてないだけ? やっぱりAppStoreの壁?

印刷、流通関係が困っちゃうかな? キオスク売上減って困っちゃうかな? コンビニ立ち読みが減ってサクラ効果が無くなっちゃうかな? 一番困るのは本屋さん? そうでもないのかな。ネットショップ作ればいいんだし販路はむしろ広がるのか? ファミコンディスクシステムみたいにその場で現金払って高速ダウンロードできたりしたらどうだろう。しらんけど。
さらによくわかんないのは出版社の立場ですかね。たぶん電子書籍が売れては困るんでしょう。だから紙の本よりも高い値段に設定してるっていう話もあるくらいだしね。
でも日本の出版社が再販適用除外に守られてる間に、紙の出版とDL販売のライセンスは別物という判例もアメリカで出そうな感じ? だし? まあそうなったら目も当てられないよね。
電子書籍を広めるために今いろんな人が頑張ってる。でも日本の出版社は片手間に独自フォーマットを作ってきた経緯とかもあるし、意識改革しないとそもそも加われる状態にならないんじゃないかな。しらんけど。

根本的には各所に「紙の本が駆逐されてしまうんじゃないか」って不安があるんだと思う。
でも紙の本はそれはそれで無くならないと思います。インフラとして紙ほど安上がりで誰でもどこでも利用できる物はないから。極端な例を出すとバッテリー残量気にしながら山の中で地図を開いたりしたくないでしょ。「この電池マークが消えたとき、俺は遭難する...」みたいなw
あとは子供の絵本とかは仕掛けもいっぱいあるからね。手触りを楽しむ絵本とか、飛び出す絵本とか。紙でなきゃダメなものもいっぱいあるから。
もちろん電子書籍に馴染めなくて、やっぱり紙の本が良いっていう人も多いでしょう。
だから変な心配してないで日本の出版社は可及的速やかに電子書籍を売り始めたほうがいい。
そうしないとひどい状況になる。たぶん紙の本も売れなくなる。

なぜって......自炊って知ってますか? 自炊。まあ知ってるよね。俺はご飯を自分で炊いたら自炊してるって自慢していいと思ってる派......とかまあ知らんけど。本の自炊です。

裁断して自動送り機能つきのドキュメントスキャナーなりイメージスキャナーなりでまるごと一冊データ化しちゃう。
それなりに高い機材を用意する必要があるんだけど、手間と金をかけてでもやりたいという人はまだ少数派だろうけど確実にいる。どういう人たちかというと新しい技術やガジェットに関心が高い層ね。
自炊することそのものが楽しいっていう人達。

実際、自分のiPadに自分でPDF化したデータが入ってたらなんとなく楽しげな気分になると思う。
そういう気持ちはすごくよくわかる。

俺が小学生の頃にコロコロコミックでドラえもんの映画が毎月連載されてたんだけど、毎号切り抜いて自分だけの映画ドラえもんの単行本にまとめて読みふけってたことがあった。宇宙開拓史あたりから宇宙小戦争くらいまで作った。自分で背表紙作ったりしてなかなか楽しい作業だったし本棚にそういうのが並んでるのを見て悦にいってるというキモイ小学生だったw

ただ電子書籍の場合は当然ながらコピーと頒布が簡単ですからね。
今はまだ自炊する人が少ないし、iPadやKindleの普及率からしてそこまでの危機感はないかもしれないけど、たぶんこの流れはCD-RやDVD-Rが家庭で簡単に作れるようになってネットオークションとかで売られるようになった流れと一緒なんじゃないかな。
コンピュータソフトウェア、音楽、ゲームといったデジタルコンテンツがずっと戦い続けている不正コピー問題と無関係でいられなくなるということ。

法律やルールで縛るのには限界があるしコピーガードはいたちごっこでコストがかかるし誤爆リスクもある。
根本的な解決はモラルを高めることしかない。俺はそう思います。
躾と言ってもいい。躾にとって最も効率のいい方法は最初にすり込むこと。
電子書籍は買ってダウンロードするもの。不正なダウンロードは窃盗という意識を教育、プロモーションする。

iPadなりKindleを初めて使う人がどこで電子書籍を買ったらいいのかなと思ったときに、ちゃんと出版社のサイトや書店のサイト(Amazonはもう売ってますね)で買える。あるいは作者のページでも買える。絶版も無くす。
導線が整っていて、すぐに買えてしかも紙の本よりも安いとなったらそこで買うという習慣も生まれるんじゃないかな。

たぶん不正コピーはゼロにはできない。
でも正規品を手に入れる方法があるのとないのとではその環境には雲泥の差があって、普段からちゃんと買っている人まで売ってないから仕方なく落としたとなる場合だって現実的には起こると思うのです。
そして何割かは「なんだコピー品でも正規品と同じじゃないか」とダークサイドに落ちてゆく。

電子書籍への対応が遅れたり、価格設定を間違ったりするとそういうことにはなりませんかね。
俺はなると思うんだけど。

というわけで集英社は早いとこジャンプの電子書籍定期購読をやっちゃってください。
ジャンプは小学生だって読んでる。というか小学生が能動的にメッセージを受け取る素晴らしい媒体ですからね。このチャンスにリテラシーを広めるリーダーシップを取って欲しいなあ。

そんな感じ。
このところの電子書籍関連の話題を読みつつ思ったことをものすごい勝手な立場で書いてみた。
うん。そんな感じでーす。

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このページは、マピロが2010年9月16日 14:25に書いたブログ記事です。

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