『おさるのジョージ』は仮想空間である説

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やまもといちろう氏がブログで「『おさるのジョージ』の黄色い帽子のおじさんの心の広さは異常」というエントリーを書いてるので、毎週欠かさずおさるのジョージを録画して子供と見ている身としては常々考えていた裏設定をここについに開陳するときがきた、と思った次第です。

ずいぶん久しぶりのエントリーですがw

黄色い帽子のおじさんの心の広さは異常です。
そればかりではなく、あの作品に登場する人間すべてが異常です。

ジョージの遊びやらお手伝いやらが毎回とんでもないトラブルを巻き起こすにもかかわらず、回りの全ての人間はそれを許します。
一歩間違えれば人が死ぬくらいのトラブルもしょっちゅう起こしているにもかかわらず、一瞬呆れ顔をすることはあれど、次の瞬間には仕方ないよね、とばかりにジョージの行動の良い点だけを褒めてあげます。

これは子供向けのアニメでありながら、黄色い帽子のおじさんのように広い心で我が子に接することができているか、という親への問いかけでもあるわけです。

しかも、広い心を持っているのは黄色い帽子のおじさんだけではない。

町中の人間がジョージに対して寛大です。ちょっと異常なくらいです。
子供がのびのびと育つ環境、がテーマなのかもしれないけど、それにしても人間たちの行動がおかしいことが多々ある。
「それはさすがにどうなんだ?」と思うことしきりなのです。

ある時、医者に憧れたジョージは白衣を着て病院の診察室に入り込みます。その部屋にいるはずの医者は休憩室でゲームに夢中で留守です。
患者はサルに診察されることをまったく気にしません。
この時点でどこから突っ込んでいいのかというくらいですが。
あとからやってきた黄色い帽子のおじさんは事態にさすがにびっくりしてひと言。
「手術なんかしてないだろうな!」そこ? そういうことが起きうるの!?

シェフのピスゲッティさんはレストランが入っている建物の屋上に家庭菜園を持っていて新鮮な野菜が無ければシェフをやめるとまで言います。
すでにその時点でどうかと思いますが、ある時、育てていた野菜がすべてダメになってしまいます。ジョージの仕業です。
しょんぼりするシェフにジョージは一計を案じ、こっそりと買ってきた野菜を畑に埋めておきます。
シェフはそれを見て「奇跡が起きた!」とほくほく顔です。
この時点でもかなりどうかとと思いますがまだまだ序の口です。
ジョージはエスカレートしつづけついに野菜の缶詰まで埋めておくようになります。
それでもシェフは「奇跡だ!」と受け入れ続けるのです。
頭がおかしい。

他にも、マンションの壁の内側に入り込んで出られなくなった迷い猫のために壁をのこぎりでぶった切るドアマン。マンションのオーナーでもそれは簡単には許されないんじゃないの? とか。

科学博物館にいるワイズマン博士はいつも忙しそうにしてますが、かかって来た電話を取った瞬間「〇〇サウルス? 草食!」とか言ってガチャ切り。何の電話だよ。

これはきっと子供をのびのび育てようとかそういうことじゃない。
それだけでは説明がつかないくらい、エキセントリックです。

たぶんね、おさるのジョージの世界は、心が疲れ果て、現実世界での生活に病んでしまった人間たちが暮らす仮想空間なのです。
そしてジョージはカウンセラー。
彼はわざとトラブルを起こし、人間たち(クランケ)に反応させることによって、精神を癒しているんです。
きっと最終回はマトリックスのように、脊髄にケーブルが接続された黄色い帽子のおじさんが現実世界で目覚めるシーンでfinでしょ。

まあテレビ放送は何度もループしてますけどね。
ああ、それも無限に続く治療というメタファーですかね。

とかなんとか。
そんな感じでーす。

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このページは、マピロが2013年1月30日 12:25に書いたブログ記事です。

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